「実力ほぼ互角。ジャッジ泣かせの大激戦に」
24日ゴングの天心vs拓真戦を徹底占断！
ボクシングファン待望の一戦が、ついに11月24日トヨタアリーナ東京で火ぶたを切る。
WBC世界バンタム級王座を賭けて激突するのは――
那須川天心（帝拳） vs 井上拓真（大橋）。
「2025年最大の好カード」と呼ばれるこの一戦を占うのは、レジェンド “神の左” 山中慎介氏。
WBCバンタム級を12度防衛した男が、両者の実力を“ほぼ互角”と断言しながら、その勝敗を読み切った。
■ 山中慎介「これはジャッジ泣かせ。“当てさせない天才”同士の戦い」
山中氏が最初に指摘したのは、両者のディフェンス技術の高さ。
「クリーンヒットが少ない。ラウンドごとにジャッジが悩む試合になる」
天心は距離の長いスピード型。
拓真は精密な距離感と経験が武器。
互いの強みがぶつかり合い、攻防がかみ合わない “ハイテクニック戦” となることは間違いない。
■ 勝負の鍵は「序盤ポイント」と公開採点
WBC世界戦では4回と8回終了時に公開採点が行われるため、序盤のポイントは非常に重要。
山中氏はこう読む。
- 序盤は天心がポイントを取る展開
- 拓真はその流れを計算して「中盤以降勝負」と見ている
特に天心は“変則かつキレのあるスピード”。
拓真が完封したアンカハスよりも、さらに読みづらい相手だと山中氏は分析した。
■ それでも拓真には「覚悟」が宿っている
拓真は前回、堤戦で“下がる癖”が出てしまい敗北。
この点を山中氏は厳しく触れつつも、今回は違うと語る。
「表情から覚悟が伝わる。下がらない戦いをするはず」
兄・尚弥の背中を追い続けてきた井上拓真。
キャリアの分岐点ともいえるこの試合に、すべてを懸けて挑むことがうかがえる。
■ 最も激しくなるのは“ラスト4ラウンド”
両者の技術が高いからこそ、勝敗を左右するのは 気持ちの強さ。
特に山中氏は、
「ラスト4ラウンドの攻防がすべてを決める」
とし、日本人同士のタイトル戦お決まりの“最後までわからない展開”になると予想。
■ レジェンドの最終結論
山中慎介「激闘の末、天心が小差判定でベルトを巻く」
激戦必至の大一番。
山中氏が導き出した答えは――
那須川天心、僅差で初戴冠。
スピード、変則性、序盤の主導権。
それらを積み重ねた天心が、最後にわずかに抜け出すと読む。
しかし、井上拓真にも復活のドラマが十分あり得る。
ラスト数ラウンドまでは、誰が勝っているかわからない展開になるだろう。
■ 24日は“日本ボクシング史に残る試合”を見逃すな
日本を代表する二人が、世界の頂点をかけて激突する❗️
技術、精神、覚悟――すべてがぶつかる究極の12ラウンド。
山中慎介も太鼓判を押した “ジャッジ泣かせの名勝負” は、いよいよ24日ゴング！！
引用
https://www.yomiuri.co.jp/media/2025/11/20251123-OYT1I50060-1.jpg?type=large
https://boxing-master.com/wp-content/uploads/2025/09/Tenshin-Nasukawa-vs.-Takuma-Inoue-2.jpg
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