
2025年11月20日、外国為替市場でまた大きな動きがありました。
円相場が一時 1ドル=157円台 をつけ、およそ10か月ぶりの円安水準に突入。
ユーロに対しても 181円に迫る など、円売りが目立つ展開となっています。
今回は、この円安の背景に何があるのかを、ニュース内容+私の視点を交えてまとめてみました。
■ 円安が進んだ3つの要因
① 日本の財政悪化への懸念
政府がまとめる大型の経済対策では、
- 子ども1人あたり2万円給付
- 冬の電気・ガス代の補助拡充
- ガソリン減税なども含め 総額20兆円超
という規模に。
景気支援としてはありがたいものの、
財政負担の増大→国の信用低下→円売り
という流れがマーケットで起きやすくなり、円安に振れたと見られています。
② 日銀と政府の「為替介入なし」ムード
きのうの日銀・植田総裁と片山財務大臣の会談で、
「為替について具体的な話はなかった」
と伝わったことで、市場は
“あ、政府は介入しないのね…なら円売っても大丈夫だな”
と判断し、円安がさらに進んだ形です。
③ アメリカの利下げ慎重姿勢
FRBが公表した議事要旨では、多くの参加者が
- 12月の利下げに慎重
という姿勢を示していました。
利下げが遅れればアメリカの金利は高いまま → ドルが買われる → 円安・ドル高が加速
というお馴染みの流れです。
■ 私の感想:円安のメリット・デメリットがハッキリ分かれる局面に
157円台となると、日常生活に直結する輸入品・エネルギー価格が確実にじわじわ上がってきます。
正直、生活者としては厳しさを感じるレベル。
一方で、旅行業や輸出企業にとっては追い風にもなるので、
“誰を救う円安なのか”
という議論が改めて必要になってくるんじゃないかなと思います。
政府の経済対策が本当に生活を支えてくれるのか、
それとも財政不安を広げてしまうのか——
このあたりは今後の市場反応を注視したいところです。
■ まとめ
- 円相場が 1ドル=157円台 と10か月ぶりの円安
- 20兆円超経済対策への財政不安が背景
- 為替介入がなさそうな空気で円安加速
- FRBの利下げ慎重姿勢でドル高が進む
- 円安メリット・デメリットがより強く分かれる段階に
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